昨日、バイト先のスタッフさんに誘われて、テラリウム作りの体験クラスに参加してきました!🌱
「花瓶の中に植物を入れるやつだよね?」っていう、なんとなくのイメージはあったものの、実際に自分で作るのは初めて!どんな植物を使うのか、どうやって育てるのかも知らなかったので、誘われた時からかなりワクワク。
メルボルン生活の中でワークショップに参加する経験も初めてだったので、今回は乾燥も含めて記事にまとめました。
テラリウムとは
テラリウム(terrarium)とは、ガラスなどの透明な容器の中に植物や苔、小さな装飾物を入れて作る“ミニチュアの自然環境”です。小さな世界を閉じ込めるように楽しむ園芸の一種。
テラリウムは「小さな生態系」として機能し、容器内で水分が循環し、植物が光合成して酸素を出し、土や苔が水分を保ちます。
そのため、あまり水を与えなくても長期間維持でき、初心者でも始めやすいのがポイントです。
テラリウムの種類は大きく分けて2種類あります。
- 開放型テラリウム:口が開いており、空気の循環が多い。多肉植物やサボテン向き。
- 密閉型テラリウム:フタをして湿度を保つタイプ。苔やシダなど湿気を好む植物に向いています。
今回は開放型テラリウム作りに挑戦しました!
ワークショップ体験レポート
今回の会場
場所:メルボルン市内某所
参加費:$30(日本円で約2,700円)
人数:今回は7名(うち、私の知り合いが3人)
作業の流れ
【自己紹介】
【テラリウムについての説明】
説明はすべて英語。これから使う道具の説明、管理方法、植物の説明をしてくれます。英語の勉強にもなります。
【道具の準備】
こちらは全てスタッフの方が用意してくれます。
・スプレー(霧吹き)
・ガラス容器(瓶、ボトル、アクアリウムタンクなど)
・底に敷く素材(小石・活性炭・培養土)
・植物(苔、シダ、多肉植物など)
・ピンセットやスプーン(配置用)

【テラリウムづくり】
①底石を入れる
少し大きめの石を好きなバランスで配置。
②ガーゼ+水苔を敷く
ガーゼをサイズに合わせて切って敷き、水を含ませた「ふわふわの植物素材(名前忘れました)」をその上に丁寧に乗せる。
③土を入れて土台の調整をする
事前に水を含ませた土を①②にベースの上にまんべんなく敷き詰める。
厚くしすぎず薄すぎずといった調整が難しい。
④好きな植物を配置
多くの植物の中から好きな植物を好きなだけ配置する。
その際に根っこを5mm程度残してトリミング。
埋め込みは根を差し込むように入れ自立するかを確認し必要であればピンセットで調整。
⑤デコレーションパーツを配置
デコレーションパーツも様々用意されているので好きなように配置。
ガラス容器に着けるリボンもつけたれ完成!


私の美しい作品
完成した私の作品はコチラ。

思ったよりもうまくいかなったけども、十分に満足したクオリティになりました(笑)へたくそに見えるけどコレ本当に難しかったんです。
ほかの参加者の作品はこんなかんじ。

うますぎるというか正直私の頭の中ではこんな感じになるはずだった!デコレーションもきれいだし土の上にも細かな工夫があって世界観が広がっている!!
次はこんな感じに作ろうかな(つくれれば…)
難しかったポイント
好きな植物を選び、葉や根っこを少しトリミングして、ガラス瓶の小さな口から、ピンセットや指で中に入れて植える!
これが簡単そうで意外と難しい。
植物が小さくて(5mmほど)、なかなか安定しないし、思ったところに置けないのでもやもやしました。植物の根も優しく差し込まないとすぐに、ずれてしまうので練習が必要だなと思いました。
この記事のまとめ
今回のテラリウムづくりは、まるで小さな自然を手のひらに閉じ込めるような体験でした。
ガラスの中で少しずつ形を整えながら、自分だけの世界をつくる時間は、静かで集中できいい経験。
ワークショップでは、英語での説明に少しドキドキしつつも、スタッフの方の丁寧なサポートと、同じ空間で作業する参加者とのちょっとした会話がとても心地よく、メルボルンらしいオープンな雰囲気を感じました。実物を見せながら説明してくれるので、英語が苦手な方でも楽しめると思います。
完成したテラリウムは、部屋に置くだけでインテリアとしても癒し効果抜群。
植物の配置や装飾のバランスなど、ほんの少しの違いで印象が変わるのも面白く、また作ってみたいと思える魅力がありました。
「植物を育てる」というより、「小さな自然をデザインする」ような感覚。
忙しい日常の中でも、自分のペースで自然と向き合える時間を持てるのはちょっとした贅沢。
ほかにも機会があればいろいろなワークショップに参加してみようと思いました🌱


